日英語表現辞典 (ちくま学芸文庫)

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日英語表現辞典 (ちくま学芸文庫)1908年生まれの著者の「伝説的辞典」がTwitterで大反響! !どうしても読みたい! ! という声にお応えして緊急復刊英語の知識は、政治・経済・文化などあらゆる面で世界に向け開かれた大切な窓である。英語圏の人々とまったく同等にコミュニケート出来るだけの表現力はどうしたらつくのだろうか。英語には日本語に、日本語には英語にない考え方、感じ方がある。その違いを知り、自分の言いたいことを英語で表明できるための辞典。「英和の部」では、日本人が誤解しやすいもの、英語理解のカギになるもの、頻度の高いスラング、まぎらわしい同義語を厳選し、「和英の部」では、英米人に分かりにくいニュアンスをもった語句、日本語の伝統的な表現、慣用句、俗語などをアルファベット順に配列する。解説 加島祥造admit ある論文のなかに、植民地を持っているような国は、植民地の独立を認めないから、それはたたかい取らなければならないといった意味の文章があった。たまたまその一節を英訳するに当たって、その論文の筆者は、日本語の「認める」は英語のadmitと機械的に考えていたために、 They (colonialists) never admit the independence of their colonies. と訳した。ところがこれは重大な過ちであった。なぜかというと、これでは、independenceはすでに出来上がった事実で、それをなんとかごまかして認めようとしない、という意味になってしまうからである。この場合、admitしないということは、「負け惜しみ」とおぼえておけばよいと思う。既成事実の前にカブトを脱がないということである。だがこの一節のもとの文意は、そうした意味とはまったく違っており、「認めない」ということは「与えない」ということである。したがって、They never give them independence. としなければならない。permit them (or allow them) independence としてもよいが、admitは絶対に使えないのである。このような間違いは、もちろん辞書の訳を丸暗記しているところからくる。辞書の訳は、科学用語を除けば、approximations にすぎないから、そのままうのみにしたのでは英語を覚えたことにはならない。うっかり錯覚すると上記のようなとんでもない過ちを犯すことになる。言葉は単に意味でもなく、音でもなく、また単にimageでもない。それらの全部を含む一つの生きものであるから、生きた感覚を知らないと、使うことができない。u003e

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